外壁の老朽化に伴い、既存外壁のベニヤ板が変形し、壁の中の断熱材が露出している状況で、
当然のように雨も侵入している状況でした。
今回は既存柱に下地を取付け、新設外壁材を施工しました。
下地には、C型鋼(60×30×2.3)を使用し、外壁材には角波張を使用しました。
角波の基材には、ヨドコウのスーパーバリアカラーGLを採用、このスーパーバリアカラーGLは耐汚染性塗装が施され、親水化特性を有し、雨水が汚れを流す効果があります。
また、屋根においても、雨漏れはないものの錆びによって限界の状況でした。
屋根も外壁同様、既存瓦棒の上にカバー工法で下地を施し新設屋根材を施工しました。
屋根材は低コストで施工できる鉄板大波葺き、基材には日鉄住金鋼板・ニスクカラーを採用、
この材料は遮熱塗装が施され、赤外線を反射する効果があり、屋根面の温度上昇を抑制します。
このように、プランに合わせ、施工法・使用材料を提案させていただいてます。